カルテの記録より |
初 診 |
'97年1月23日 |
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最初の検査入院 |
同年3月22日 |
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家族が気付いた時期 |
'96年5月GW明け |
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病 名 | ピック病の疑い 家族性アルツハイマー病 (2000年7月25日中止) パーキンソン病 尿 失 禁 |
'97年2月6日 '97年7月23日 '97年3月4日 '97年12月24日 |
診 断 |
両側海馬萎縮/前頭葉優位の血流低下 |
'97年2月 | あやまってばかりいる(「そうですね、すみません」「はい、すみません」) 夫の職場に電話を頻繁にかける 「ほうれん草の中の冷蔵庫」などと言い間違える |
'97年4月 | デイサービスに通い始めるが、なじめないので娘が付き添っている 朝食後、家の外に出たがる 自転車に乗ってどこかへ行こうとする 乱暴な言葉を言う:「盗んだろか」 買い物に行って気に入らない品物を投げる |
4月末 | こちらの言うことに返事はするが、言うことを聞かない 家事をしようとするができない 何をしていいのかわからない 指示をすると「そうか」と言うが、その行動をしない |
5月 | しつこく注意をすると感情が高ぶる 「殴ったろか」などと言う(実際には殴らない) |
6月 | 夜中に布団をたたみ、着替えて洗顔をする 昼間に布団をひいて寝ようとする 食事は5分ほどでかきこみ食べ、量も出されたものをすべて食べる トイレの場所がわからず、風呂場に行ってうろうろする 入浴、洗髪を嫌がる 人の悪口を言う 言うことをきかない バスや電車にじっと乗っていられず、すぐに降りようとする |
7月 | 徘徊する(犬の散歩中にいつもの道からいなくなる) |
8月 | 寝つきが悪く、すぐに起きる 睡眠薬を飲ませると朝起きられない 歩くのが遅くなった デイサービスに一人でいられるようになった |
ショートステイ | 娘が入院するので、初めてショートサービス(ミドルステイ)を利用 (8月27日から9月22日) |
10月 | 娘が入院していることがわからない 入浴の時、服を脱いだり着たりを繰り返し、すぐに入れない |
11月 | 石鹸をつけたまま、浴槽に入ろうとする 字は書けるが、一度書き出すと、いつまでも同じことを繰り返して 書き続けている |
12月 | 頻繁に夜中に徘徊するようになった 食事中、他人のものを取って食べる 入浴を嫌がって、衣服の着脱を繰り返す |
12月末 | 夜中まで起きている |
'98年 1月 | 寝つきが悪い 夜中に起きてパジャマの着脱を繰り返す 食事中、口いっぱいに物を入れて噴き出す 足が上がりにくくなり、歩くのが遅くなった 自分で風呂に入れない(身体を洗えない) 服の上下がわからず、着替えに時間がかかる 漢字を読むことはできるが、医者の名前と名札が一致しない 質問にはオウム返しで答えられない 書く文字が判別不能なくらいになってきた |
4月 | イライラしている様子 歌を大声で歌う 自動車のドアやかばんなどの開け閉めを繰り返す 同じ言葉ばかりを繰り返す:「おとうさん、おとうさん、おと、おと、お、お。。。。」 |
5月 | うまく歩けない 家族の名前がわからない |
7月 | 昼間そわそわして、独り言をぶつぶつ言っている 夜中に起きて徘徊する または布団をたたむ、敷くを繰り返す 指示しないと洋服が着られない |